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天草海産では加工場を完備し、加工の認定書やとらふぐ取り扱いの認定書を取得しています!
ボクの名前は「くまモン」。
2011年3月の九州新幹線全線開業をきっかけに生まれたんだモン。
ボクの仕事は、身近にあるサプライズ&ハッピーを見つけて、全国のみんなに知ってもらうこと。
熊本だけでなく関西や関東にも出張して、熊本のおいしいものや大自然を熱烈アピール中!知事から熊本県の営業部長兼しあわせ部長に抜擢されて、ますますはりきってるんだモン。
ボクが大好きな熊本のことを、みんなにもっともっと知ってほしいから、これからもどんどん会いに行くモン!
魅力いっぱいの熊本とボクのことを、これからもよろしくま!
天草海産は10棟、計131個の水槽のでとらふぐの陸上養殖を行っています。稚魚の受入前に、水槽の掃除とペンキ塗りをして受け入れの準備をします。掃除→修復→乾燥→ペンキ塗装の順番で行います。とらふぐの赤ちゃんを受け入れる前のベットメイキングと言えるでしょう。
稚魚受入前の水槽ペンキ塗り
とらふぐの稚魚は、4月から5月にかけて受入します。稚魚の体調は約7cm、体重は約10gです。稚魚とは言えども、お腹を膨らませる姿や形、どれをとっても立派なとらふぐです。
受入直後のとらふぐの赤ちゃん
とらふぐを養殖する上で一番大変なことは、歯切りです。歯切りとは、専用のニッパで丁寧にとらふぐの上下の歯を切る作業のことです。歯切りは、5月から7月の間に4~5回行い、春先の3月に1回行います。天草海産は、22~24万匹のとらふぐを養殖しているので、年間の1/4、約90日は歯切りの作業を行っています。とらふぐは魚同士で噛み合いをします。そのため、専用のニッパーで鋭い歯を切る作業が必要不可欠です。噛み合いも少なくするため、出荷まで1匹1匹、5〜6回程度、1年間では、70〜90日歯切りをしています。歯切りをすることで、ヒレや尾っぽが天然とらふぐに劣らない、陸上とらふぐとなるのです。そのため、ヒレや尾っぽの損傷もなく、姿が奇麗と高い評価をいただいています。
スタッフ全員で行う歯切り風景
1匹1匹丁寧に歯をカットします。
とらふぐの成長に合わせて、分養(間引き作業)を行います。分養の時期は決まっていませんが、飼育密度を調整することにより、とらふぐのストレスを軽減に務めています。天然とらふぐは、奇麗な砂地で悠々と生活するのに対し、養殖とらふぐは、飼育密度の高い水槽で成長していきます。人間にたとえれば、6畳の部屋に5人や10人で生活すれば、ストレスがたまるのと同じです。子供の成長に合わせて、1人部屋を与えたり、リフォームすることと同じ作業なのです。とらふぐも人間と同じように、ストレスを感じれば病気になることもしばしばです。天草とらふぐは、より自然界に近いストレスの少ない養殖心をがけています。
大きく育ったとらふぐの選別作業
新しい水槽にお引越し
とらふぐの稚魚は、4月から6月の間、朝方から夕暮れまで5回以上餌やりをします。7月から8月は3回、9月から10月は2回、11月から3月までは、水温に合わせて給餌しない日もあります。水流に逆らって、我先にと餌に群がります。とらふぐも人間同様、食欲が健康のバロメーターなので給餌の時、しっかりとらふぐを観察します。
とらふぐの状態によって、EP(マルハニチロの配合飼料)やMP(食用の鰺や小女子、アミなどを、造粒機(餌を攪拌し、ペレット状に作りだす)を給餌し、健康第一に養殖しています。
丸々と育ったとらふぐ稚魚
餌に群がるとらふぐ稚魚
水温が20℃を超える6月からは少しずつ餌食いが良くなり、24℃の9月には餌食いがMAXになります。しかし、過度の餌を与え続けると寄生虫や病気の原因となるため、とらふぐの健康管理が第一となります。とらふぐの適水温度は22~24℃であり、この時期に成長を促す必要があります。また、8月~9月はとらふぐの骨格形成の時期であり、体長が伸びます。この時期に寄生虫や病気が出た場合、骨格形成が不十分となるため、出荷時期が遅れるケースもあります。
10月からは体長の伸びに加え、魚体重も増加していきます。海水温度が20℃を切る11月から、とらふぐの雄の白子が成長を始め、2月に1番大きく成長します。この時期から市場からとらふぐ身欠きや、贈答品の注文も増えていきます。
もの凄い勢いで餌に群がる
とらふぐ成魚
日の出から行うとらふぐ餌やり
出荷時のとらふぐの選別作業
出荷時の検量作業
天草海産の25トン活魚車
とらふぐの出荷は、①餌止→②水槽水抜き→③選別→④検量→⑤活魚車搬入の順番で行います。
とらふぐ出荷は、①餌止~⑤活魚車搬入までの流れは1つ1つが大切です。
活魚車とは、海水を水槽に汲み上げ、その名の通り魚を運ぶ専用の車です。
活魚車には、大型船にも乗れる様、船からの電気でブロアーを動かす装置や、酸素や水温の調節もできる特別な車両です。積込み後1時間は、きれいな海水を汲み上げ水替えをします。最高の状態でとらふぐを届ける為、出荷先まで海水の濁りやとらふぐの様子を観察しながら運行します。市場や加工場への水槽搬入の際も、傷がつかないよう、丁寧に行います。また、運行後は水槽からボディーまで丁寧に清掃し、常に清潔を保ちます。
出荷時のとらふぐ
積込み作業
活魚車に積込んだ
とらふぐ
活魚車の窓から
魚の観察ができます。
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